60代女性パートが横断歩道を歩行中被害車両に轢かれ醜状痕・歯牙欠損の診断名で併合9級(既存11級4号)で700万円賠償金を核とした事案

依頼者属性

性別 女性
年代 60代
職業 パート
住まい/事故現場 横須賀市

事故態様

自分 横断歩道を歩行中
相手 前方不注意で進行
事故時の状況概要 加害車両が依頼者の方を轢き顔面を強打
部位・症病名 顔面/歯牙欠損、醜状痕
自覚症状
後遺障害等級 併合9級(既存11級4号)

保険会社提示額

費目名 金額
合計 400万円

獲得賠償金額

費目名 金額
合計 700万円
受傷から初回面談までの期間 1カ月
治療機関・機関 形成外科、歯科

事件概要

60代女性パートが横断歩道を歩行中被害車両に轢かれ醜状痕・歯牙欠損の診断名で併合9級(既存11級4号)で700万円賠償金を核とした事案

相談のきっかけ

事故に遭い治療を継続していたところ、労災利用について相手方保険会社と意見が合わず、今後に不安を覚え専門家に任せた方が良いと判断し当所を訪れそのまま受任となりました。

担当弁護士のポイント

受任時に症状を確認すると後遺障害を狙うには症状固定をいつにするかで変わってくると感じ、しっかりと治療することが良いとは限らないことを説明させて頂きました。

 

弁護士としてはどちらの方針でも良いので、ご自身の決断を尊重すると伝えるとともに、都度助言していきました。

 

色々と検討した結果、事故後5ヶ月で症状固定として後遺障害申請することとしました。途中担当歯科医がまったく見当違いな自身の意見に固執してかなりの遠回りを強いられましたが、最終的には無事後遺障害等級併合9級(既存11級4号)が認められました。

 

損害について交渉を開始すると相手方保険会社は逸失利益について0回答でした。確かに裁判になれば逸失利益が認められない可能性もあり、依頼者の方も訴訟はしたくないということだったので、交渉を重ねて、当初の提示額から300万円を上乗せして無事解決となりました。

訴訟になれば必ずしも認められない可能性のあった項目を数百万円上積みできたのは、交通事故に注力してきたからこそだと思います。

運営者情報

島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
当サイトでは、交通事故被害にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。

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