20代会社員男性がオートバイを運転中を直進していたところ左方交差点から一旦停止せずに進行してきた被害車両と接触転倒し背骨等を負傷し、第7,8胸椎骨折の診断名で後遺障害等級11級7号が認められ2020万円の賠償を実現した事案

依頼者属性

性別 男性
年代 20代
職業 会社員
住まい/事故現場 横須賀市

事故態様

自分 オートバイで直進中
相手 左方交差点から進行
事故時の状況概要 依頼者の方のオートバイと加害車両が接触し、依頼者の方が転倒負傷
部位・症病名 胸部/胸椎骨折
自覚症状 背中の痛み、痺れ
後遺障害等級 11級7号

保険会社提示額

費目名 金額
逸失利益 700万円
その他(争いなし) 500万円

獲得賠償金額

費目名 金額
合計 1800万円
その他 500万円
受傷から初回面談までの期間 1カ月
治療機関・機関 整形外科

事件概要

依頼者の方がオートバイで直進していたところ、右方不注意の加害車両が左方交差点から進入し衝突・転倒しました。その後治療を続け、胸椎骨折で後遺障害等級11級7号が認定されました。

相談のきっかけ

事故に遭い治療を継続していたところ、今後は専門家に任せた方が良いと判断し当所を訪れそのまま受任となりました。

担当弁護士のポイント

事故後労災を利用していたこともあり、相手方保険会社の意見は関係なくしっかりと治療できました。

 

本人が治療はもういいと決めた期間で症状固定として、後遺障害申請をして予想通り11級7号となりました。その後相手方保険会社との交渉が開始され、相手方保険会社は3対7の過失割合を主張しましたが、実況見分調書を取り寄せてこちらの主張をして、想定通りの2対8で合意しました。

 

損害額についても殆どの項目で合意できたものの、逸失利益だけ大きな差がありました。こちらの金額の根拠となる主張を繰り返していきました。

 

依頼者の方は十分な金額だからもう和解していい、とおっしゃっていましたが、「金額を上げるから時間を下さい」とお願いし、結果当初の提示から1100万円の増額に成功しました。逸失利益についてあまりに低い金額なので、訴訟も視野に入れましたが依頼者の方が訴訟は避けたいという意向でしたので、そことの兼ね合いで強気一辺倒との交渉とはいかず、淡々とこちらの根拠を主張していくことで時間はかかりましたが想定通りの金額を獲得できました。

 

依頼者の方が満足していても主張できるものは主張していくことが大切と再認識した事案でした。


 

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島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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