50代会社員男性がオートバイで直進中、無理に右折をしようとした加害車両と接触転倒し、大腿骨骨折などの重傷を負い整形外科・形成外科に通院し併合12級となり約550万円の賠償を実現した事案

性別 男性
年代 50代
職業 会社員
住まい/事故現場 横須賀市

事故態様

自分 オートバイで直進中
相手 自動車にて右折
事故時の状況概要 直進している依頼者の方に気づくのが遅れ、無理に右折しようとしたため接触転倒
部位・症病名 下肢・顔/大腿骨骨折、醜状痕
自覚症状 足の痛み
後遺障害等級 併合12級

保険会社提示額

費目名 特になし

獲得賠償金額

費目名 金額
550万円

受傷から初回面談までの期間

3か月

治療機関・機関

整形外科・形成外科

事件概要

依頼者の方がオートバイで直進中、
加害車両が無理に右折したため接触転倒し、
依頼者の方が大腿骨骨折などの怪我を負った事案

相談のきっかけ

相手保険会社が弁護士を付けたため、
自分でこれ以上対応するのは難しいと考え、
相談にいらっしゃりそのまま受任となりました。

担当弁護士のポイント

事故は重大であり、何とかしたいと考えていましたが、
依頼者の方が所得の申告をしておらず、健保にも加入していなかったため、
休業損害や逸失利益で難航してしまうことが必至な事案でした。

受任してすぐに相手代理人と連絡を取り、給与所得がなく、申告していないことを報告し、
何とか休業補償と逸失利益(後遺障害が付く可能性が高い事案でした)をという話を最初からしていました。
依頼者の方にも説明して、都度細かく状況を報告しないと、
休業損害が打ち切られ、治療も終わってしまう旨を説明し、
都度報告してもらうようにお願いしておきました。

その甲斐もあり、症状固定時期まで休業損害を受けることができました。
大けがのため、治療は長期間にわたりましたが、しっかりと治療できたこともあり、
骨折はきれいに治り、機能障害も残存しませんでした。

ただ、症状固定後も痛みと違和感があったため、
それについての後遺障害がつくのではないかと考えていました。
また、顔に傷が残り、3センチ以上あったため、
12級については間違いなくつくことが想定されました。
予想通りの醜状痕は12級、痛みは14級がつき、併合12級となりました。

当方から損害案を提示し、相手からの返答後すぐに交渉をし、
逸失利益については賃金センサスを用いることに成功し、
その他項目も交渉ではこれ以上は無理という水準の賠償金を得ることができました。
依頼者の方も非常に感謝していただきました。

事故後早期にご依頼いただき、相手代理人に細かく報告し、
随時協議することで信頼関係を構築し良い結果を出すことができました。

運営者情報

島武広島法律事務所 代表弁護士(神奈川県弁護士会所属)
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