日弁連交通事故相談センターとの違い
最近はインターネットで弁護士を探す方の割合が飛躍的に増えており、交通事故においては「日弁連交通事故相談センター」が検索上位に来ることが多くなっています。
「日弁連がやっているし信頼できそう」
と考え、相談を検討される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、そんな日弁連交通事故相談センターですが、気を付けてほしいことがいくつあります。以下説明していきます。
1 担当弁護士
日弁連交通事故相談センターで相談を担当する弁護士は、各弁護士会にて、「やりたい」と希望する弁護士が担当します。
制限などほとんどなく、弁護士であれば誰でも担当できるのが現状です。
もちろん、日弁連交通事故相談センターでは、担当弁護士を指名できません。
ですので、誰が担当するかは当日にならないとわかりません。
インターネットの検索上位に来ることや日弁連の組織であることから信頼できそうと考える方が多いかもしれませんが、実際に担当する弁護士の経験やノウハウには大きな差があるのです。
運よく交通事故に精通する弁護士が担当する日に当たればよいですが、場合によっては弁護士2年目の駆け出しで、交通事故を数件しか担当していない弁護士となることもあるのです。
交通事故における弁護士の役割は年々拡大する一方で、昔は治療が終了し、後遺障害の有無が決定した後の示談交渉だけが殆どでしたが、今は治療中の病院の選定、検査の実施、治療や投薬の助言、治療期間打ち切りへの交渉、物損価格の交渉、過失割合の交渉など、治療終了までにやるべきことが多々あります。
そんな時に、交通事故をほとんどやったことがない弁護士に依頼してしまうと、相手保険会社のなすがままになることすらあり得ます。
交通事故においては、交通事故に精通し、後遺障害認定の仕組みを理解し、相手保険会社と対等に交渉できる弁護士に依頼すべきといえます。
そういったことを考えると、自らインターネットで交通事故に精通している専門家である弁護士を探した方が賢明といえます。
2 実施日が限定される
日弁連交通事故相談センターの相談日は、あらかじめ決まった日時となっており、例えば横須賀では週1回金曜日の午前中のみの実施となっています。
交通事故では、日々状況が変わり、迅速に対応することが肝要ですが、金曜日に事故に遭うと、早くても翌週まで待たなくてはならなくなります。
その間にやるべきことをしなかったがために、後の示談交渉や治療期間に影響が出ることもあるのです。
弁護士に相談しようと思ったらすぐに相談できることもとても重要です。
また、平日の日中のみの対応となるため、仕事をしている方はそもそも相談に行けないということも生じます。
例えば、当事務所であれば、平日夜間相談も実施しています(要予約)。
以上、日弁連交通事故相談センターについて述べてきましたが、交通事故はやはり弁護士によっての力量に差があるため、専門家である弁護士に依頼・相談することを重要視されるべきといえます。
是非当事務所の初回無料相談をご利用ください。
交通事故を多数扱ってきたノウハウ・経験からのアドバイスをさせていただきます。
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当サイトでは、交通事故被害にまつわるお悩みに対して、弁護士の視点で解説をしています。また、当事務所にて携わった事案のポイントも定期的に更新しています。地元横須賀で「迅速な解決」を大切に代理人として事件の解決に向けて取り組んでいます。
初回相談は無料でお受けしておりますので、お悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度専門家にご相談ください。
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